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Nana-Blog

RPGと武器

RPGに限らずゲームの暗黙の了解になってる『武器の攻撃力』について。

攻撃力が高い……高いってなんだ??
今回はそんなおはなし。

イナナキアを作るとしたら武器事情はどうしようか考えるけど、未だはっきりした答えはでてない。DQ1を例にあげてみると、JRPGの祖なだけあってかなり洗練された感がある。

最弱の「たけざお」は+2で、次点の「こんぼう」は+4だ。感覚的には、たけざおで2回刺すことと、こんぼうで殴るのがどっこいということだろうか。完全に私感になってしまうが、これにはそんなに違和感はない。たしかにドスっと一点集中で刺すのと、とげとげの棍棒でぼこっと殴るのでは、棍棒のほうがやや軍配が上がりそうな気がする。

次にくるのは「どうのつるぎ」で+10だ。こいつが結構あやしい。公式ガイドブックによれば、どうのつるぎは斬るのではなく叩くようにして使うのだが、果たして、たけざおでぶっ刺したり、とげとげの棍棒で殴り倒すのと比べて、どうの板状のもので殴ってその倍以上の効果が得られるだろうか?

こいつはもはや、つるぎの名を冠しているというだけでその攻撃力を与えられていそうだ。

次に「てつのおの」で+15だが、これはさすがに鉄を使っているということで強そう感がでている。実際に切れ味も違うし+15の数値に見合った効果が得られそうだ。とはいえ純粋な鉄って貴重だろうからたぶん鋼なんだろうけど。

次は王道中の王道「はがねのつるぎ」で+20の攻撃力。実にたけざおの10倍の威力。鉄と鋼を比べると炭素の違いでしかない上に、硬いけどもろいというのがはがねのつるぎということになる。鉄のオノも実質はがねが使われてるだろうし、いったい両者の違いはなんなのか。形状の違いで+5の格差が生まれたのかもしれない。確かにリーチはあるし剣のほうが斬りやすそうだし?そもそも西洋の剣って斬るより叩くイメージ強いからどうのつるぎ同様叩いてるのかもしれない。ちなみにドラクエでは鋼を鋼鉄と表記していたので、小学生時代の私はずっと鋼鉄の二文字こそがはがねなのだと思っていた。間違ってはないけど。

そして次がDQ1で唯一の魔法剣「ほのおのつるぎ」で+28だ。昨今のゲームには蔓延っているが、とりあえず材質の違いで攻撃力の差をつけることに限界を感じた制作者側が最初に逃げたくなるのがこの「魔法の力」であったり「精霊や神の加護」であったりするのだ。言ってしまえばご都合主義。炎をやどしたことで鋼+8の威力を宿している。

最後に伝説のロトの剣で+40。圧倒的攻撃力。圧倒的デザイン(ただし王者の剣は最高にダサい)まさかの攻撃力30代をすっとばしての40というところにセンスを感じる。ユーザーが攻撃した瞬間に強さを実感するのだ。原材料はオリハルコン。ゾーマでさえも壊すのに3年を要したという設定はその強度を物語っている。しかし特別ルビスの加護を受けたとかあるわけではないので、純粋にオリハルコンという硬度と、マイラの鍛冶職人による技術が生み出した切れ味を兼ね揃えた武器と解釈できそうである。

……と、長々と語ってきたわけだが、何か言いたいかと言えば、何を持ってしてその攻撃力を語っているのか、その設定に説得力はあるのかという点だ。

加護系統はどうとでもなるのであまり好きではない。シナリオ作りでいえば、設定に行き詰ったからとりあえず記憶喪失になってもらいましたくらいの逃げ道のような気がする。それならば、もっと純粋な材質や鍛冶職人の技量的な面で攻撃力を算出してもらいたいところだ。

ただ、さすがにそれには限界がある。RPGが武器と真面目に付き合っていくには、どういう落とし所が一番いいのだろうか。

テイルズオブディステニーは当時衝撃を受けた。主人公をはじめとするソーディアンチームの武器は終始固定という斬新さ。ドラクエ畑で育った身からすると、すげえ!とは思わずに、は?なにそれ?って感じだった。設定だけみれば理にかなってるんだけどね。名実ともに最強の剣とストーリーで出会い、一緒に成長していくっていうのは。ただ買い物とか宝箱から入手っていう楽しみを犠牲にしてしまう。

イナナキアにおける武器の扱い、どういうのにしたもんかなあ……。

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