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創作物の賞味期限

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創作物の賞味期限

今回は、自分が作った創作物の賞味期限のお話。

むかーし昔、まだ私がイラストを描いていた時代。
自分で描いたイラストって、賞味期限が3日くらいあった。
もし第三者が見たら、3フレで閉じるようなイラストでも
自分の描いたものってだけで、すごい愛着がわいているから
何度も短いスパンで見返しては、フフッってなれた。

その証拠に、昨日の金髪長門さんも、知らずの内に何度も見返してたなと。
別に新規で描いたわけでもなく、なんの苦労もしてないのにそれだ。
おそらく他の人は、文字通り3フレで閉じてることだろう。

一方で、日々作っているゲーム制作の素材達の賞味期限。

これがなんと、1日しかない。
作ったあと、ゲーム画面で確認した時が最高潮で、あとは下るだけ。
見れば見るほど、なんかダメな気がしてくるし自暴自棄になる。
あ~もうわかったから次作らないと、とかなる。
その証拠に以前話した、わりと綺麗だとか言ってしまったラスダンが
今となっては無の感情しかない。

他人の作ってる過程のスクショとか素材は、見るたびに嫉妬の嵐なのに
自分のとなると、こんなんで何を喜んでんだってなってしまう。

これは単純に、他人の作っているものの尺度を知らないから
ゲームのPV現象と同じで、ありもしないものを勝手に妄想するからだろう。
スクショとは当然一部なわけで、これだけのものを作っているなら
きっと他にも、あんなものやこんなものもあるに違いない、ってやつ。
でも自分のはすべて把握しているうえに、作ってきた素材全部が
前述したような自暴自棄現象に見舞われてるものだから質が悪い。

なので、作ってる人が、楽しみに待っててくださいとか
ここにはあっと驚く仕掛けがとか、そこには力入れましたよ!とか
そんなことを書いているのを見ると、ほんと凄いなってなる。
上田文人さんの記事なんかも、いつ見ても早くお届けできるようにとか
きっと期待に添えるなんたらとか言われてて、すごいなあってなる。

さて。

「イラスト」と「ゲーム素材」で賞味期限が違うわけだけど
それらの違いは何か考えてみたら
きっと完成しているかどうかの一点に尽きるんじゃなかろうかと。

イラストはそれ一枚で完結しているので、一応満足できているわけだ。
一方でゲーム素材は、ゲーム全体の一部に過ぎず
完成してないから、満足という気持ちが一夜にして消えてしまう。
イラストに例えるなら、ここの色塗りはよくできた!とかそういうの。

そんなあまりに短い賞味期限と毎日向き合っていくわけで
最近は、作った当初の喜んでたときの気持ちを思い出すようにしてる。
たしかに自分は楽しかった、喜んでたんだって気持ち。

これはツクールをやってて、ゲーム制作って面白いのか?
っていう疑問が脳裏をよぎる度に、昔を思い出す手法に似ているんだけど
それはまた、別のお話。

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