DQXの5年の歴史で害悪筆頭、アスフェルド学園。
ストーリーが完結した結果、その評判は上がるどころか地のどん底に落ちたわけですが、それでもディレクターから何かが語られることはありませんでした。
しかし、先日のスタッフが集まったドラクエ夜話で学園についてのお話がありました。
要約するとこうです。
Vジャンプ編集「学園について聞かせてください。私は無理でした。
三宅P「私も無理でやってない。
齋藤D「申し訳ない気持ちはあるが、ここで謝ってしまうと学園を好きな人たちに申し訳ないので謝ることはできなかった。
まさか社内関係者から「学園は無理」っていう言葉が聞けるとは思ってませんでしたが、この話を聞いて、まあそうだよなあって気持ちでした。そうなんですよ。不思議なことに学園が好きな人達が一定数いるみたいなんです。どんな作品にも共感してくれる人がいるっていうのはすごいことですね。
欲を言えば、本当に作りたい形でリリースできていたのかどうかが知りたかったです。前も言いましたが、今のような気持ち悪いキャラたちのいない、単純にフレンドたちで学園というエリアをキャッキャするだけのコンテンツであれば、全然ありだったんですよ。
大人の事情で仕方なくオフラインコンテンツみたいにするしかなくて、仕方なく今の形になったのなら、同じ作り手として仕方ないなって思わなくもないんですが、もし最初からこれを望んで作っていたのだとしたら擁護しようがありません。
今回の生放送で、学園は社内や関係者の間でも不評で、失敗だったという認識のようです。ディレクターもそこは理解していて謝りたい気持ちもあったという事実がわかっただけでもこの生放送に価値はあったなあと思います。
このディレクターの言葉をもって、学園はようやく幕を閉じたように思いました。めでたしめでたし。