ついに点滴を打ちに行った。
今日はいつもの男性と違って女医さんだった。
いつもの男性は第二診察室にいるのだけど
女医さんは第一診察室にいるので、こっちのほうが強そうではある。
喉を診てもらうなり、こりゃだいぶひどいと言われ
色々説明をうけて点滴をうってもらうことに。
医「薬も出しときますから
医「もうだいぶ長引いてるから強力な薬も出しときますね。
12時に行ったものだから、診察を受けて点滴の部屋に通されるときには
すでに看護師さんたちもお昼ムードで慌ただしかった。
A「どちらでもしてほしい方の腕をまくってくださいね~
私「え、こっちが決めるんですか?
A「はい、どっちでもいいですよ~
私「どっちでもいいって困りますね・・・
とりあえず左手をまくる私。
隣にまだ何も入っていない生理食塩水的な袋がぶら下げられる。
A「はい、親指ぐ~とにぎってね~
A「まだ何をいれるか決まってないからね~最初に採血しますね~
私「???
そのまま看護師さん向こうにいって放置される私
そして向こうの方から聞こえてくる声
A「こりゃひどいねー!
そう聞こえてからこっちに戻ってくる
A「これ、だいぶひどいからね
A「時間大丈夫?13時までには終わるけど、もう一本追加していい?
私「会社に電話していいですか
そういって、なんかひどいらしくて帰り遅れると伝える。
この間もすでにお昼ムードで、ドタバタしてる看護師さん
メガネ外してるのでみんな同じに見える。
B「点滴の速度あげていいって~
C「わかりました~
そんな会話。お昼休憩近いから私をさっさと帰したいのだろう。
ほんとギリギリにきて申し訳なかった。
声しか聞こえないが奥の方で点滴に何入れるか選んでる人たちと
不足してる物資を発注してる人なんかが入り混じってるのがわかる。
B「CVC?
C「ううん、○○○
B「あーそっちね
もはやそんな会話を聞いてるだけで心拍数があがる
え、大丈夫?それ合ってる?って思うけどしんどすぎて寝とくしかない。
B「***n個ね
C「✕✕✕は1個ね
B「***って何個?
C「え、2個って言ってたでしょ?
B「え、そうですか?
C「いや、今あなたが2個って最初にいったじゃない
私「・・・・・・。
私の方に別の看護師さんがきて、点滴のほうを見上げる。
A「速度あげてないじゃないの~
C「速度あげるのって怖いじゃないですか~
C「気分悪くなる人いるし・・・
A「まあそうだけど・・・Dさんなんてもっと早くするわよ
A「今まで点滴で気分わるくなったことあります?
私「・・・いや、記憶に無いです。
A「じゃあちょっと速度あげますね~。
A「もし気分悪くなったら言ってくださいね~。
私「・・・。
しばらく一人きりにされる。
この状況で気分悪くなって、蚊の鳴くような声で人呼んでも
たぶん誰も来ないんだろうなって思いながら大人しく寝続ける。
そういえば、速度上げるって言ってたけど
実際どんくらいの速度で落ちてるのか気になって見てみようと思った。
つい最近何かのアニメで見た点滴のシーンを思い出すと
ポタ・・・・・・・・・ポタ・・・といった180フレくらいの間隔だ。
で、自分のを見てみたら
ポタ・・ポタ・・ポタ・・フレームにして20フレくらいの間隔で落ちてる。
まじかよ、はええよ。
見てたら余計気になって悪化しそうなので見ないことにした。
しばらくたつ。
女医さんっぽい人がくる
医「ちょっと時間かかるからね、もう少しあげるね。
医「気分悪くなったらいってね。
私「!?
しばらくして二本目の点滴に変えられる。
こっちは気分わるくなるとかないから速度あげますね~
正直どんだけあげるだよって思ったけど
みんなお昼したいだろうし仕方ないね。
点滴を無事終えて、風邪薬ももらうため隣の薬局へ。
いつもと違う色形の薬が並んでいる。
そういえば先生も強力な薬出しとくっていってたな~と思って
薬剤師の人に聞いてみた。
私「前までと薬違いますけど、強力なやつなんですかね
薬「いえ、そんなことはないですよ
私「????
会社にもどり点滴が効いている様子もなく定時を迎え、家に変えって寝ました。