子供の頃、漫画にしろゲームにしろ
登場人物がしゃべる台詞は勝手に思い浮かび
勝手に喋ってくれていた。
拙さも凄まじかったが、勢いで書いてるもんだから
たまに心に残る台詞が書けることもあったように思う。
しかし、台詞というものの凄さを考えるようになるほど
適当な言葉は書けなくなり、推敲することで綺麗にはなったけど
心に残る台詞はかけなくなった。
そして、大筋のシナリオを完成させた忍屋の現状は
テキストとして書き起こしている部分に関しては
何度も推敲してるだけあって、違和感なく受け入れられるけど
テキストとして書き起こせていない部分をとっさに付け加えると
違和感の塊でしか無い。
もうあれ、ぽっと出のミ●ドラースさんみたいな感じ。
たとえばフラグが立って、先へ進むしかなくなった際に
誰かが「先へ進もう」と喋らせたとする。
たったこれだけに正解なのかどうかにいちいち悩む始末だ。
ゲーム制作てこんな窮屈なものだったかなあ。
コンシューマツクールなんて1文字ずつコントローラで選んで
台詞書いてたはずなのに、何一つ不満なく次々と台詞打ててたけど
きっと今からすれば、それもフリゲーにありがちな
拙い文章の連続だったんだろうなあ。