忍屋作りつつ、イナナキアの設定をあれこれ考えてます。
今回シナリオを作ってて取り入れた新たな手法は
固有名詞を先に付けない、ということ。
これでいこう!と確定で思える名称は付けてしまっていいんだけど
とりあえずこれでいこうかなあ・・・という半端な気持ちでつけると
そのまま慣れてしまって、あまり気に入ってないのに変えづらくなる
といった現象が起きることがある。
なので、未確定な固有名詞は全てアルファベットで表記することにした。
AAAで起きたBBBはCCCによって―――みたいな感じ。
で、あとで名前が決まれば全置換する。
このやり方だと、あぁ~この名前まだ決まってなかったどうしよう!
・・・と、筆を止めなくてすむ。
現時点でAAA~LLLまで来てしまったけど多すぎ感ある。
まずい。
固有名詞についても昔から思ってきたことがあって
横文字が許される世界でも、あえて横文字を使わないという考え。
これはすごく大事。
全部横文字にしようものならパルスのファルシになってしまう。
これはFF13で失敗してFF7やFF10で成功した部分だろう。
『古代種』や『シンの毒気』といった
漢字単体であったり接続詞を用いた用語だったりは非常に大切。
これが仮に『エンシェントシード』とか『ヴェノムディストラクション』
だったらと考えただけで、頭が痛くなりそうだ。
そういった観点でいえば『ゼノギアス』はもっと
横文字を減らしてもよかったんじゃないかと思う。
せっかく広い風呂敷を包みきった完璧な設定を作っていても
チンパンでも理解できるような作りにしてないともったいない。
作りたかった作品を考えれるって、楽しいなあ・・・。