朝の10時に起床して新幹線で久留米へ。
前回は福岡のアクロスだったので、今回はそれより更に遠い。
13時には現地に到着して、開始まで1時間もあるし
余裕だろうと思ってたら食事が出てくるのが予想外に遅くて
急いでお昼ごはんをかけこんで会場に向かうと
入場までになぜか行列ができてて、最後尾にまわることに。
まさかコミケ以外で行列に並ぶことになるとはね。
ナンバリングが変わろうと相変わらず満席で
老若男女問わず幅広い年齢層のお客さんに溢れかえる会場は
これまでと一緒だったが、唯一違ったのは会場の狭さ。
京都のときや福岡のときと比べて異常に狭い。
以前の写真と見比べるとよくわかると思うが
なんか小さな映画館か、公民館といった具合。
それもそのはず、ここは文化ホールである。
音の広がり方も少し見劣りするものがあったが
それでも手狭なおかげで前から6列目とはいえ
近さでいえば相当近い部類なので、壇上の様子はよく見えた。
相変わらず後ろの方は見えなかったけど。
位置的にコントラバスとチェロのあたりがとてもよく見えて
おじさま軍団の奏法がとてもかっこよかった。
ペガサス~精霊の冠はもちろんのこと
木洩れ日の中で~ハッピーハミングや迷いの塔。
ムドーの城や、空飛ぶベッド、通常戦闘などなど
オーケストラならではのかっこよさが沢山つまってたなあ。
今度機会があれば、大きなコンサートホールで聴いてみたいものだ。
ともあれ、CDのオケ音源だけ聴いてオーケストラ版はうんぬん語っている人がいたら、ぜひとも足を運んでみて欲しい。全く違うから。
俗にいう『生で聴くのは違うよ!』とかそういう有り体な理由ではない。
これはたしかに音楽だけど、目で見て、奏者をみて、楽しめる。
それがコンサートのいいところだろう。
だからこそ壇上の見える近場の席が望ましい。
かくいう自分も、ドラクエは大好きだけど
あのBGMはちょっとねっていうのが沢山あった。
あったが、実際にあの場で聴くと、まったく印象が変わる。
まだ行ったことのない人は、ぜひ。
アンコール曲はまさかのアクアCM縛りだった。
と書いてて思い出したけど、オケの楽しみのひとつを忘れてた。
それは開演までの時間と休憩時間だ。
奏者たちはその時間、舞台袖で休んでる人も多いのだけれど
中には黙々と壇上で練習している人もいる。
その人達の各種パートのワンフレーズを聴くことができるのだ。
そのイントロドンみたいなのりで、今の〇〇のつなぎのフレーズだよね!
とかそういう楽しみ方ができるし、何度も繰り返してると
ああ、そこって難しい部分なんだなあって知ることができる。
今回は練習中にDQ6のコンサートなのに
なぜかラーミアのワンフレーズが聴こえてきて
あれ・・・これアンコールの曲じゃね?ネタバレじゃね?
って思ってら本当にそうだった。
最後のすぎやん指揮のは冒険の旅だったけどね。
会場こそ狭かったけどとてもいいコンサートだった。
次はまだ予定はないけど、残りの1,2か5か7か8あたり行きたいなあ。