新海誠の最新作『君の名は。』を公開初日に見てきました。
嫁さんとミッドナイトショーを見るのはFF15に次いで2度目。
以下感想。
見てない人は見てからどうぞ。
とてもおもしろかった。
個々人、素の状態で見て、素のままで楽しんで欲しい。
新海誠作品は、ほしのこえから全部見てきたけど
特段これがすごい面白い!っていうのはなかった。
だけどこの作品は、もう一度見てみたいと思える名作だった。
これは完全に私の予想だけど、この作品が生まれたのは
『口噛み酒』という存在が起源なのではないかと思えた。
監督がこの存在を知り、そこからあの物語を
考えたような気がしないでもない。
あの酒の存在だけで、すごい攻めてる設定だ。
思春期の男子たちからすれば、引くと同時に
それを上回るレベルで惹かれてしまう要素だろう。
アニメだからというのもでかい。
もし自分が結婚してなくて
まだまだ恋に恋できる状態だったら危うかったかもしれない。
ああいった、ストレートな恋愛要素ではなく
変化球のような恋愛要素に私は弱いように思う。
ある種、禁断の愛の形とでも言えばいいだろうか。
加えて、半ば王道ともいえる入れ替え設定で拍車をかける。
そして後半のシリアスな展開との絡め方がとてもあっていた。
たまにこういった多くの要素が複雑に絡んでも
どれも主張しすぎず良い感じに混ざり合った作品に出会うが
この作品も例外でなくそうだったように思う。